ドライブレコーダーを選ぶ上で大切なのが「画質」です。
例えば、当て逃げなどトラブルが発生したときは相手車両のナンバーや車種を控えることが肝心となりますが、いざ当て逃げをされると一瞬放心状態になってしまい、記録することを忘れてしまいます。
このようなとき、当事者の記憶だけではなくドライブレコーダーの映像が捜査関係者の資料に役立つわけですが、画質が悪く肝心のナンバーが読み取れていないと捜査も難航を余儀されるでしょう。
また、保険や司法問題に発展したとき相手車両のナンバーが記録できていると証拠能力が自然と高まります。もちろん、捜査・保険・司法関係者がドライブレコーダーの映像をどこまで採用するかはケースによって異なりますが、より精度の高い映像を記録しておいて損はありません。
おすすめ画質は「FHD」
ドライブレコーダーの画質は大きく三つにわけられます。
現在販売されているドライブレコーダーの大半は「Full HD(FHD)」と呼ばれる画質です。次いで「HD」「VGA」となりますが、イザと言うときのことを考えると、FHD以上の機種を選んだ方が賢明です。
ただ、最近の発売されている機種のほとんどはFHD以上が一般的で、FHDの約1.8倍の高解像度を誇る『WQHD(Wide Quad HD)』も登場していますので、将来的に画質の心配はなくなりそうです。
▼VGAの画質例(参考画像)
▼FHDの画質例(トランセンド公式動画)
いかがですか?
こうやって見ると画質の重要度がわかりますよね。
画素数はどうなの?
さて、店頭では「FHD」「HD」などの規格ではなく、「300万画素」と画素数で表示しているケースが非常に多いです。「このドライブレコーダーは200万画素」と言われてもピンッと来ませんよね。
もし、画素数を基準にしてドライブレコーダーを選ぶ場合、最低でも200万画素以上のものを選んだほうが良いでしょう。
現在のスタンダードは「約200~300万画素(FHD)」です。
さきほどのVGA画像は大体30万画素ですから、トランセンドの動画(300万画素)と比べるとその差がおわかりいただけると思います。
もちろん、高画質であっても速度・レンズなど条件によってはボケてしまう可能性もありますが、高画質のドライブレコーダーを選んでおけばナンバーが読み取れないと言うリスクは下がりますので、画素数も重要なポイントのひとつと言えるでしょう。
※仕様はメーカーHPにてご確認ください。